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お茶好きのあなたが「星野リゾート 界 遠州」に泊まるべき7つの理由
お茶の生産量で全国1位を誇る静岡県には、お茶の魅力を存分に味わえる温泉旅館「星野リゾート 界 遠州」があります。ここに泊まれば、おいしいお茶の淹れ方や香りの楽しみ方、お茶を用いた入浴までも体験できますよ。
日本一の茶処、静岡県
日本のお茶の約40%を生産する、静岡県。県内各地に茶畑が広がり、収穫の時期になればお茶農家の方々が作業にあたる光景も見られます。日本三大茶の1つと称される、高品質で新鮮な静岡産の緑茶を味わいたい方は、一度こちらを訪れてみてはいかがでしょうか。
お茶を求めて静岡県を訪れる際の宿泊先としてオススメなのが、美しい湖に面した絶景の温泉宿、「星野リゾート 界 遠州」です。
「星野リゾート 界 遠州」でお茶の世界を堪能しよう
「星野リゾート 界 遠州」は静岡名産の緑茶を心ゆくまで味わえる、お茶好きの方のための旅館です。本記事では、日本を訪れる際にこちらの宿に泊まるべき理由7つを、実際に宿泊体験したMATCHA編集者の視点でご紹介します。
1. お茶の香りに包まれて過ごせる
「星野リゾート 界 遠州」に足を踏み入れると、落ち着いた雰囲気とお茶の香りに迎えられます。チェックイン時には淹れたてのお茶とお菓子が振る舞われるので、到着後すぐに静岡茶の味を堪能することができます。
館内にはあちこちに小さな茶香炉が置かれています。熱せられた茶葉からは心落ち着く香りが客室や廊下に広がり、リラックスして過ごせますよ。
ろうそくで温める茶香炉が一般的ですが、こちらでは安全を考慮して電熱式のものを利用しています。館内のショップではお茶や茶香炉を購入することもできます。
また、従業員の制服のデザインにもお茶の要素が取り入れられているのに驚くことでしょう。
2. 客室でもお茶を存分に楽しめる
「星野リゾート 界 遠州」の全客室には茶器が用意されていて、いつでもゆっくりとお茶を楽しめるようになっています。
Picture courtesy of Hoshino Resorts
せっかく静岡へ来たからにはお茶をもっと深く楽しみたいという人には、こちらの特別室「遠州つむぎの間 茶処リビング付き和室」がオススメ。飲む時間に合わせて3種類の静岡産のお茶のセットが用意されています。
到着~夕食前セットには日本の伝統的なお菓子、落雁が添えられています。これは穀類の粉と砂糖を水で混ぜて型に打ち抜いたものです。
筆者がいただいた落雁は、葉っぱの形をしていました。このセットの緑茶には疲れを和らげる効果があり、適度なカフェインが含まれているそう。夕食前だけでなく、いつ飲んでもおいしいお茶です。
夕食後~就寝前のお茶にはカフェインが含まれていないものが。静岡産の野菜の漬物が添えられています。日本の家庭では漬物がお茶請けとしてよく出されるのだそう。
起床~朝食前セットは朝食の前後に飲むのに適したものです。濃くしっかりした味で、カフェインが多めに含まれています。ほうじ茶餡の入ったきんつば(和菓子の一種)と一緒にどうぞ。
こちらの特別室には、「界 遠州」の宿泊記念として静岡の茶畑が描かれた美しい葉書が用意されています。葉書は封筒型になっており、地元産の茶葉を中に入れて送ることができます。
この葉書は、静岡滞在の様子を家族に伝えるのにぴったり。ショップでも販売されているので、ほかの客室に宿泊しても利用できますよ。
専用の露天風呂が付いている客室もあります。木のよい香りが漂う伝統的な浴槽に浸かり、浜名湖の絶景を眺めながら温泉を楽しむことができます。
「界 遠州」の客室の詳しい内容は公式HPをご覧ください。
3. 温泉でもお茶との最高の組合せを味わえる
「界 遠州」は、静岡産のお茶と温泉の魅力を組み合わせて新たな寛ぎの空間を創造しました。
緑茶は皮膚の老化や炎症、あるいは湿疹の抑制に効果があると言われています。さらにその香りには心を落ち着かせる効果もあります。
植物で編んだかごに茶葉を入れて浴槽に浮かべた「お茶玉美肌入浴」は、お茶と温泉両方の効能を享受できる最高の方法です。
入浴前、入浴中、そして入浴後用に3種類のお茶が用意されています。
入浴前のお茶(かけ湯茶)は、大浴場の入口に用意されています。お茶に含まれるカテキンには抗酸化作用があり、入浴前にお茶を飲むとカテキンの吸収率が7倍になるそう。
入浴中のお茶(湯治茶)は冷茶。水分補給のために、浴場の中に置かれています。
入浴後には温かいお茶(仕上げ茶)が、湯上り処で提供されます。血行がよくなった身体を落ち着かせ、ほぐれた状態を持続させてくれる効果があると言います。
湯浴みの後はお茶を飲みながら、ツツジや茶の木が植えられた庭園を眺めてはいかがでしょう。周囲には楓が植えられ、秋には紅葉も楽しめます。
温泉に関する詳しい情報は公式HPでご確認ください。
4. 自分好みのお茶を探せる
トラベルライブラリーには県内の有名な茶葉が12種類も揃っています。そのまま味わうのはもちろん、茶葉をブレンドしたり、ラベンダーやカモミール、乾燥させたストロベリーといったハーブやドライフルーツと混ぜて楽しむこともできます。
茶葉は客室に持って行って楽しむことも、ライブラリーでお茶に関連する日本語と英語の書籍を眺めながらいただくこともできます。
5. おいしいお茶の淹れ方を学べる
お茶とお酒の味は5つの味覚を使って表現されます。辛味、甘味、酸味、苦味、そして渋味です。茶葉の量から蒸らす時間の長さまで、お茶を淹れるすべての段階がこの5つの味に影響します。
お茶の淹れ方に自信のある方も、「界 遠州」で開催されるワークショップに参加してみてはいかがでしょうか。スタッフが丁寧にお茶の効能や味、茶葉の種類による適切な量や温度、蒸らし方を説明してくれます。
季節によっては冷水でのお茶の淹れ方や茶葉のブレンド、そして二番煎じ等についても学べ、楽しく興味がわいてくるワークショップです。
お茶に関するおもてなしの詳しい内容は公式HPでご確認ください。
6. 茶畑の中で寛げる
運動する際と同様に、入浴の前後にストレッチをするのは大切なことです。身体にストレスを与えないためにも、四肢の筋肉や関節をほぐすことが必要となります。
「界 遠州」では、朝、庭園を眺めながらのストレッチ講座が行なわれています。新鮮な空気と自然の風景の中で、新しい一日を始めることができますよ。
客室でマッサージを受けることも可能です。茶香炉を焚いて行なわれるので、お茶の香りでリラックス効果がさらに高まります。
7. お茶のカクテルと絶品の郷土料理を味わえる
トラベルライブラリーでは、夕食後にお茶を使ったカクテルが振る舞われます。取材を行った春には、桜のシロップと、お茶を漬け込んだジンを使ったカクテルが提供されていました。
お茶を使ったカクテルは季節毎に変わり、アルコールとノンアルコールの二種類が用意されています。
「界 遠州」のもう一つの楽しみは、夕食で提供される静岡の素晴らしい郷土料理です。会席には地元の名産である新鮮なうなぎや、隠れた名品のふぐが味わえます。
日本では安全にふぐを食べられる機会が増えています。それでも気になる方はふぐ料理を外してもらうことが可能です。夕食を予約する際に必ずその件を伝えて、代わりの料理を準備してもらうようにしてください。
朝食は茶箱を模した箱に入れられて提供されます。ご当地の具材入りの味噌汁はまろやかでなめらかな味。ふだんは食べない方もぜひ試してみて。
「界 遠州」の洗練された食事については公式HPでご覧いただけます。
「星野リゾート 界 遠州」でお茶の癒し効果を体験しよう
「界 遠州」では静岡のお茶の世界を心ゆくまで体験できます。香りや味、雰囲気に包まれ、お茶の世界を充分に満喫するーー。ここはお茶好きの方にとって夢がかなう場所です。
「星野リゾート 界 遠州」公式HP:https://kai-ryokan.jp/enshu/
空室検索と予約はこちらの公式予約サイトからどうぞ。
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Written by Chiara Mischke
Sponsored by Hoshino Resorts
Born in 1959. Currently working as a freelance translator, after 21 years in various companies.